今年初め奈良市の富雄丸山古墳から「国宝級の大発見」とも言われる、一振りの鉄剣が出土しました。幅6センチ・長さ2.37メートルで、蛇のように曲がりくねる「蛇行剣」と呼ばれるもので、これまで全国の古墳から出土した蛇行剣のなかでも国内最大で最古のものとみられています。
神話や古墳など、様々なはじまりの地とも言える奈良での今回の出土について、日本文化・美術で活躍されるライター 橋本麻里さんを司会に迎え、皆さんと一緒に歴史や刀剣について学びを深めるトークイベントを開催します(オンライン配信あり)。
第一部は、今回の発掘調査を担当した奈良市教育委員会と共同で調査研究を担当している橿原考古学研究所付属博物館 青柳泰介さんが登壇し、今回の大発見について語ります。(協力 橿原考古文化財団)
第二部では、昨今の刀剣ブームのきっかけともなった人気ゲーム『刀剣乱舞ONLINE』の原作プロデューサー 小坂崇氣(でじたろう)さんを迎え、青柳先生、橋本麻里さんとともにトークショー形式で奈良ゆかりの刀剣について学びを深めます。